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物流ニュース
MiddleField 4PX EXPRESS JAPANと業務提携「カーパーツを全世界に」
2020年8月14日
日本の自動車アフター産業のプラットフォーム構築を目指すMiddleField(中山翔太社長、東京都世田谷区)は、国際物流サービスを展開する中国の物流会社の日本支社4PX EXPRESS JAPAN(謝郁安社長、大阪市)との提携を開始した。
MiddleFieldは、中古車の購入からパーツの購入、取り付けまでをサポートするオンラインプラットフォーム「モタガレ」を運営。1300社のカーパーツメーカーと1000社の整備工場と提携しており、国内最大級のデータベースを保有している。
「モタガレ」は国内だけでなく、海外のユーザーも多く利用している。そのため、同社は4PX EXPRESS JAPANとの提携により、カー用品の物流における課題だった「コスト削減」と「海外への輸送」を解決し、全世界に日本のカーパーツを迅速かつ安全に届けたいとしている。同社の物流を担当している恩蔵優CSOは「物流事業の第1弾として、当社倉庫でカーパーツの在庫管理ならびに発送業務を代行するカーパーツメーカー向け物流サービスの提供を開始する」とし、「輸送コストや管理コストといった課題の解決を目指す」という。
「我々は、IT化の遅れでアクセスすることが困難だった自動車アフター業界とお客を情報やサービス面でつなげて、20兆円の市場規模がある自動車アフター業界をITの力で盛り上げていきたい」と考えている。
今回提供する物流サービスにより、他社荷物との相乗りが可能。さらに、ボリュームディスカウントによって、より割安な送料での発送を実現する。また、同社専用の倉庫や4PX EXPRESS JAPANのクラウド物流システムを流用することで、在庫管理や発送作業にかかる人的・場所的コストを抑えることができる。
最後に、難しかった海外へのカーパーツの輸送を可能にしたことで、海外のアフターパーツ市場の活性化を目指していく。同社では「クルマを最高のエンターテイメントに」するため、国内最大のカープラットフォームを創り上げたい」と考えている。
◎関連リンク→ MiddleField株式会社
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