-
物流ニュース
木村行政書士事務所 木村勇土氏「実務的な支援提供したい」
2020年7月9日
【神奈川】木村行政書士事務所(茅ヶ崎市)の木村勇土氏は、運送会社で部長兼配車係としておよそ8年間勤務した経歴を生かし、運送事業者をサポート。「運送会社にとって本当に必要な実務的な支援を提供したい」と語る。
同事務所では、「営業所の新設・移転」や「車庫の増設・移転」「利用運送の追加」「特車」などの申請業務に加え、顧問契約や巡回指導対策といったメニューも提供。「巡回指導対策は、2年に1度の巡回のために行うだけでなく、自社の運行管理体制の見直しと安全風土の醸成につなげてほしい。当事務所にお任せいただくことで現状を客観的に把握できるはず」。
また、「勤務経験があるからこそ、運送会社の多忙さがわかる。『相手の時間を奪わない』ことを常に心がけている」とし、土日や早朝・深夜、オンラインツールを駆使した相談にも対応している。
勤務していた運送会社では、ドライブレコーダーやデジタコの導入、給与体系の変更など、様々な改革を行ったという。「ドライバーから反発もあったが、『給与と労働環境を改善する』というゴールを明示し、そこへ至るまでに必要なことを順序立ててしっかりと説明することで理解を得られた。結果としてドライバーの満足度が向上し、会社がより良くなったと自負している」と振り返る。「現在の行政書士の業務でも、社長に『配車係と直接話してほしい』と言われたり、社内の引き締め役を任されることもある」という。
同事務所では、営業所の新設でトレーラハウスの活用を提案しているという。「当時はピンチヒッターでドライバーをすることもあったが、駐車場と事務所の行き来が大変だった」とし、「市街化調整区域にも事務所を構えられるトレーラハウスはお勧めしたい」と語る。
若くから管理職を経験し、「質問できる相手がいなかった」ことから「相談役になりたい」と一念発起し、行政書士を目指したという木村氏。「話しやすい雰囲気作りを心がけている。事業の立ち上げはもちろん、運賃交渉などに必要な原価計算なども気軽に相談いただければ」と呼び掛ける。
◎関連リンク→ 木村行政書士事務所
関連記事
-
都道府県別の行政書士事務所
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ