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物流ニュース
佐川急便とASF 小型電気自動車の共同開発で基本合意
2020年7月7日
佐川急便は6月16日、ファブレスメーカー(工場を持たないメーカー)として設立されたASFと小型電気自動車の共同開発および実証実験を開始する基本合意を1日付で締結したと発表。今後、両社でプロジェクトチームを立ち上げ、試作車を製作するほか、新たな安全機器の開発、温室効果ガス削減および業務作業や車両における課題を検証する実証実験を行う。
開発車両は、軽自動車規格のキャブバンタイプを計画。「十分な安全性を確保した上で、将来的な自動運転も視野に入れた開発を目指す」としている。
ASFは、日本国内での電気自動車の普及促進を図る目的で6月に設立。台湾の大型企業グループ「台湾プラスチックグループ」から資本支援だけでなく、高品質なバッテリー材料の供給面でも協力を得ている。ASFは「最初の取り組みとして、BtoB向けの要望を満たす電気自動車の供給を目指す。今回の共同開発を皮切りに開発を進め、21年に量産車の開発設計を計画している」という。
◎関連リンク→ 佐川急便株式会社
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