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    共同輸送実験の結果を報告 中部国際空港航空貨物推進部会

    2009年3月24日

     
     
     

    【愛知】中部国際空港航空貨物推進部会の会合がこのほど、常滑市の同空港旅客ターミナルで開催された。
     取扱貨物量が低迷する同空港の需要増加に向けた施策の調査・研究と情報交換が目的で、名古屋商工会議所、中部経済連合会、中部地方整備局、中部運輸局などの担当者で構成。会合では、09年度に行った実証実験の結果などが報告された。


     中部運輸局の今田滋彦交通環境部長が「成田、関西をはじめとする全空港で航空貨物が激減しており、中部も50%程度減っている。しかし、荷主側にとってはメリットのある物流サービスを選別する良い機会でもある」とあいさつ。
     昨年10月から実施している長野県諏訪地域からセントレアへのトラック共同輸送の社会実験の結果を公表。これまで各フォワーダーが個別に空港まで輸送していた精密機器などを、同地域内でミルクラン集荷し積み合わせて運ぶことで、CO2排出量が約半分に削減できたことを明らかにした。
     また、新名神高速道路と東海北陸自動車道が全線開通したことを受けて沿線の滋賀、石川、富山三県の荷主企業を対象に行ったアンケートの結果を発表。物流における利用空港の選択は委託した事業者の選択に任せているケースが多いことが分かった。
     中部国際空港の08年の国際貨物総取扱量(積み込みと取り下ろしの合計)は、前年比33.4%減の14万5357t。09年1月は前年同月比54.1%減の5853tと、急激な景気低迷と自動車関連産業の不振で大きく落ち込んでいる。(中道幸男記者)

     
     
     
     

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