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物流ニュース
カシオ計算機 ハンディターミナル新製品を発売
2020年7月14日
カシオ計算機(東京都渋谷区)は7月1日、Androidプラットフォーム採用の「ラグドスマートハンディターミナル」の新製品として、テンキーを備えた「IT―G600」とフルスクリーンの「同G650」を今月上旬から順次発売すると発表。大画面と優れた操作性を両立し、高性能CPUや大容量メモリを搭載しているという。
同日行われたオンライン記者会見では、同社システム企画推進部の田代雅士部長が、「当社の36年にわたるハンディターミナル事業の歴史の中で、ノウハウの蓄積はもちろん、協業パートナーとともにマーケットの今と先を知ることができ、財産となっている」と挨拶。
続いて、同部の中嶋健太郎氏が登壇し、「年々増す情報量に対応する大画面モデルとテンキー搭載モデル、加えて『カシオらしさ』であるタフネスを両立しているフラッグシップモデル」と説明。「キッティングや運用管理、修理対応など、幅広い業務課題の解決に必要な各種ツールを搭載し、Androidを通じて多くのパートナーソフトウェアを活用できる。背面に搭載した拡張インターフェイスにより、特定の業務に特化したデバイスを装着し、機能追加を図れる」。
本体は、大画面でありながら片手でも操作しやすいデザインを採用。同氏は、「手袋を着用したままでも操作できる静電容量式タッチパネルは、画面が濡れてもスムーズに動作する」と語る。
また、スキャナの角度は用途に応じて25度と60度から選べる。「床置きの段ボールには『下向き』、対象物と距離がある場合は『ストレート』をニーズに合わせて活用いただければ」と述べた。
なお、「コロナ対策で、アルコール消毒したいという声もいただくが、アルコール濃度50%以下の消毒液の使用を推奨している」という。
◎関連リンク→ カシオ計算機株式会社
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