-
物流ニュース
ヤマト運輸 八幡観光バスと連携し「客貨混載」を開始
2020年7月27日
ヤマト運輸は7月13日、八幡観光バス(平岩憲政社長、岐阜県郡上市)と連携し、乗客と宅急便を同時に輸送する客貨混載を開始した。運行は、八幡観光バスの路線「和良線」で、郡上市民病院から和良地域に向かうコースの途中を利用する。
バスが営業所を出発した後、運行開始前にヤマト運輸郡上支店に立ち寄り、午後到着分の和良地域宛の宅急便を受け取り、積み込む。バスが「美山」バス停へ到着後、待機していたSD(セールスドライバー)に宅急便を引き渡し、SDが受け取った宅急便を和良地域の顧客に届けるというもの。
これまでヤマト運輸のSDは、昼に郡上支店に到着し、午後に和良地域向けの宅急便積み込みのため往復24kmを90分走行し、同支店まで戻る必要があり、サービス提供時間の減少が課題となっていた。
客貨混載で、地域住民には路線バスが安定的に維持されるほか、ヤマト運輸のドライバーの地域滞在時間が増えることでサービスが向上。八幡観光バスは、車内スペースの有効活用で新たな収入源を確保でき、ヤマト運輸は走行時間削減による業務効率化、サービス向上が実現する。
◎関連リンク→ ヤマト運輸株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ