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物流ニュース
OKAN 「オフィスおかん仕送り便」 ドライバーの自宅へ送付
2020年8月14日
働く環境改善・持続化をサポートするOKAN(沢木恵太社長、東京都豊島区)が5月から提供を開始した「オフィスおかん仕送り便」サービスが、新しい福利厚生サービスとして注目されている。
これは、同社が従来展開している、レンジで温めるだけで1品1食分の惣菜が食べられるミニ社食「オフィスおかん」サービスの進化形ともいえるもの。
本来は冷蔵パックした惣菜をまとめて企業等のオフィスに届け、利用したい社員は僅か100円で好きな惣菜を選びレンジで温めるだけで手軽に食べられるのだが、新型コロナウイルス感染拡大防止策でテレワーク化が進んだこともあり、一気にこの新サービスの需要が高まったようだ。
OKANでは「ある物流企業の経営者は、ドライバーは車中でパンやおにぎり、カップ麺といった栄養バランスが偏りがちな食事をとることが多く健康維持に不安があるので、せめて自宅での食事は簡単に惣菜+ご飯+味噌汁といった、バランスを意識した家庭料理の食事をとることで、満足度と健康起因の事故防止を図りたいという。またある企業では、業務都合で増えている単身赴任者が慣れない環境で自炊もままならず、疎かになりがちな食事をケアしたいとの希望があった」と説明する。
「この新型コロナウイルス感染拡大防止策でのテレワークにより自宅での食事回数が増えることへの負担の軽減のほか、混雑するスーパーマーケット等に行く回数を減らすことで感染リスクを減らす、という効果も期待できる」とし、それ以外でも「パートで働く主婦層の女性たちからも、新型コロナの影響で短縮授業や分散登校などで留守番をする子供の食事にプラス1品のサポートとして喜ばれている」と話す。
「オフィスおかん仕送り便」は、企業が指定する従業員宅に月1回、全国対応で発送。契約は提供個数や送り先数など9つのプランから選べる。
◎関連リンク→ 株式会社おかん
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