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物流ニュース
中京陸運 AI体温測定顔認証端末を設置、従業員の健康管理に
2020年8月20日
中京陸運(鷹見正彦社長、愛知県名古屋市)はこのほど、AI体温測定顔認証端末「FACE FOUR」を本社受付カウンターに設置。その運用を開始した。
「4つの機能で、未来を守る」とのキャッチフレーズで展開されている同機は、独自のAIアルゴリズムを用いることでターゲットとして認識した人物の体温を即座に検知。人を介さず検温できることで、コロナの影響によってリスクとして捉えられるようになった物理的な人同士の接触を回避することもできる。
また同機は検知した人物の顔をデータとして残し、万一の感染者発生の際にも履歴を辿って当該者を特定することが可能で、そのほかマスク姿への対応、入室管理、さらに労務管理にも活用できるなど、まさにコロナ時代に即した仕様。販売元であるダイワ通信(石川県金沢市)名古屋支店の山田健太支店長も、「コロナ以降の社会における有用なツールとして、おすすめできる」と語って運送業界での導入を推奨している。
鷹見社長は、「従業員の健康を管理する上で、体温は重要なバロメーター」と語って自社グループ内における同機の順次導入にも言及。「FACE FOUR」の活用と展開は、ウイルスの予防対策と併せて重要な社会共通の課題となっている、経済の循環と人々の活動を支える上での、大きな可能性を秘めている。
◎関連リンク→ 中京陸運株式会社
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