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物流ニュース
地元商店街の協力で「貨物専用駐車枠」を整備
2009年4月10日
【奈良】奈ト協は、奈良市中心部に貨物専用駐車枠の整備に向けて昨年から活動を展開していたが、このほど要望が受け入れられ、駐車枠が整備された。
場所は奈良市小川町24番地 (通称やすらぎの道)。商店街が密集して交通量も多く、荷物の積み下ろしのためのトラックの駐車が問題となっていた。
駐車枠は長さ7m、幅2.5m、パーキングチケット(1時間300円)が設置されている。通常の駐車枠の大きさは長さ5m、幅2m。
昨年8月の意見交換会で駐車問題が提起された。同11月、藤岡修三会長名で同問題への協力依頼文書を地元・奈良市中心市街地活性化研究会宛てに送付。その後、適正化実施対策委員会(塚本哲夫委員長)と百貨店部会(藤井鉄也部会長)が現地調査を実施した。
今年1月、同研究会から奈良県警宛てに貨物用駐車枠の設置要望文書が提出され、塚本委員長と藤井部会長は同研究会と県警との現地調査に立ち会い、今回の整備に至った。貨物専用駐車枠は全国でもまだ少なく、10枠もないという。
奈ト協は、「地元商店街の協力で、念願の貨物専用駐車枠の整備が実現できた。地元の協力を得ながら行政へ働きかけていくことが、駐車問題解決への第一歩になっていく」と今後、大和高田市や橿原市中心部にも整備を要望していくとしている。(大塚仁記者)この記事へのコメント
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