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大手コンビニ3社 共同配送の実証実験
2020年7月30日
セブン‐イレブン・ジャパンとファミリーマート、ローソンの大手コンビニ3社は、経産省支援の下、8月1~7日に共同配送の実証実験を行う。東京都内の湾岸エリアにある3社の近接した40店舗(セブン‐イレブン、ファミリーマートが各13店舗、ローソン14店舗)に対し、同じトラックで商品を納入するなど配送の効率化を検証。ドライバー不足の解消や二酸化炭素(CO2)排出量の削減にもつなげる。
実証実験では、3社がそれぞれ配送先の店舗ごとに仕分けた商品を、東京都江東区にある共同物流センターにいったん集約。それを共同配送のトラックが3社の垣根(フランチャイズチェーン)を越えて湾岸エリア40店舗に効率化したルートで配送する。
飲料や酒、菓子、日用雑貨など常温配送商品が対象で、プライベートブランド(PB)商品も含む。コンビニのトラックは輸送効率を示す「積載率」が約4割とされるが、事前の試算では約2割向上することが確認されたという。
共同配送だけでなく「共同在庫」の可能性も検討するため、一部の商品は共同物流センターで保管し、店舗別のピッキングなども実施する。
◎関連リンク→ セブン‐イレブン・ジャパン株式会社
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