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物流ニュース
FCEプロセス&テクノロジー 「ロボパットDX」で物流DXを支援
2020年9月4日
物流・運送業界でもDX(デジタル・トランスフォーメーション)やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)が必要と叫ばれているが、具体的に何ができるのか分からないという声も多い。「ロボット」と聞くと、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」をイメージしてしまうが、「RPA」は分かり易く表現すると、パソコンで日々行っている作業を自動化できる仕組み。
「事務職が自分で業務を自動化できる」をキャッチフレーズに掲げるRPA「ロボパットDX」を提供しているFCEプロセス&テクノロジー(東京都新宿区)の永田純一郎社長は、「ExcelのマクロがExcelを飛び出して、様々な作業が行えるようになったとイメージしていただければ」と説明。「たとえば、『ドライバーごとのデジタコの運行データを給与計算のためにExcelにコピー・ペーストする作業』や『請求書を集計して各支店にメールで送付する』など、事務担当者が毎日繰り返している作業を、帰宅する前にボタン一つ押しておくだけで翌朝には終わらせることができる」。
同社長は、「自身で操作する時と同じように、ロボットに細かな作業手順を記憶させ代わりに行わせることで、空いた時間に他の業務ができる。パソコン作業を自動化できるRPAは、様々な課題を解決できる」と語る。
「ロボパットは使い勝手にもこだわっており、日本語で分かりやすく、直感的な操作が可能」で、「画像認識と位置認識を掛け合わせている点が当社製品の強み。検索エンジンの入力窓の位置や画像も読み取れるため、様々なアプリケーションやシステムで動かせる」という。
月額利用料は、ロボットを作成し、実行できるフル機能が12万円(税別)、実行のみは4万円(同)。永田社長は、「初期費用はなく、サポートも無料で行っている。ぜひ検討いただきたい」と呼び掛ける。なお、「ロボットを動かしている間は他の作業ができないため、専用のパソコン設置をお勧めしている」という。
◎関連リンク→ 株式会社FCEプロセス&テクノロジー
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