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物流ニュース
セイノーHD 置き配サービス開始
2020年9月9日
フェリシモとセイノーホールディングスは8月19日、置き配サービス「OCCO(オッコ)」を開始したことを発表。フェリシモ、買い物弱者対策として宅配事業を⼿掛けるセイノーHD⼦会社のココネット、ICTによる社会課題の解決へ取り組む電警とのジョイントベンチャーであるLOCCOを通じて、業界初のLCC宅配のサービスを開始する。LCCはLow-cost carrierの略称で、効率的な運⽤により低価格なサービスを提供する。
4社は2019年から、LOCCOを通じて荷主・幹線輸送・ギグワーカーを含む配送パートナー・受け取り手のそれぞれが心地よく荷物を受け渡しできるための実験を繰り返しながら、配送パートナー向けスマートフォンアプリの開発を進めてきた。このほど、そのアプリの公開と合わせて、誰もが参加できるLCC宅配ネットワークによる置き配サービス「OCCO」を開始。業界初「幹線+ギグワーク」による置き配サービスで、今年4月から首都圏でサービスを提供開始し、順次エリア拡大を進めている。
セイノーHDグループの持つ全国画一の幹線輸送網と、必要な時に必要な分だけ働くギグワーカーを中心とした柔軟なラストワンマイル配送パートナー網を組み合わせ、革新的な価格で荷物を確実に届けることが可能となる。昨年末に行われたフェリシモ会員向け東京都内での実証実験では、 利用者の利便性向上と物流コストが10%以上削減されることが実証されている。
◎関連リンク→ セイノーホールディングス株式会社
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