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物流ニュース
神戸市のモーダルシフト事業 CO2を2万t削減
2009年4月30日
【兵庫】神戸市はこのほど、よりCO2排出量が少ない海上輸送に変更(モーダルシフト)した民間事例への補助事業で、2万t弱のCO2排出が削減されたと発表。副次的に貨物を神戸港へ集荷する効果も見られたとしている。
事業は、「神戸市モーダルシフト補助制度」で、神戸港を経由して輸出入され、瀬戸内地域などが発着地のコンテナを内航船で移出入する(内航フィーダー)貨物が対象。内航フィーダーに移行する以前は陸上輸送だったもののほか、新規に発生した海上貨物にも補助された。補助額は10件で1828万円。
CO2削減量は事業全体で1万9290t、もっとも削減量が多かったのはマースクと井本商運が神戸―大分港間で手がけた事業で、7120tだった。また、貨物を神戸港に集荷する効果もあったと同市はみており、事業全体で42万t(2万500TEU)が新規に発生したという。
同市は、補助事業を06年度から実施しており、09年度も同様の事業を計画している。(西口訓生記者)この記事へのコメント
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