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物流ニュース
サーラ物流とガステックサービス BDF事業を強化
2009年5月4日
サーラ物流(伊藤光夫社長、愛知県宝飯郡)とサーラグループのガステックサービス(神野吾郎社長、同豊橋市)は廃食油から精製するBDF(バイオディーゼル燃料)事業を強化する。
6月に月間4000リットルだった精製能力を、5000万円を投じて同20000リットルに増強。新たに廃食油を専門に回収するスタッフ2人も配置する。現在は「需要に供給が追いついていない状態」(サーラ物流・荘司敏彦物流部長)といい、廃食油の回収エリアを拡大して高まる環境ニーズに対応する。
精製能力の増強に伴い、精製設備の所有をサーラ物流からガステックサービスに移管する。サーラ物流は廃食油の回収とBDF精製を担当、ガステックは回収先と販売先の営業活動を行う。
同社グループでは、ことし4月から蒲郡市内四温泉郷ホテルで送迎用バスにB5軽油の供給を開始。さらに豊橋市内の給食センターから出る廃食油を回収しダンプなどの公用車に100%BDFを供給するなどBDF事業を強化。荘司敏彦物流部長は「CSR(企業の社会的責任)と雇用確保の観点から、今後も環境対策を加速させたい」と話している。
関連リンク→ サーラ物流株式会社
ガステックサービス株式会社この記事へのコメント
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