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物流ニュース
大黒倉庫 鶴見物流センターで安全管理の実証実験開始
2020年10月30日
大黒倉庫(安田靖社長、横浜市鶴見区)とNTT東日本神奈川事業部は9月7日、大黒倉庫の鶴見物流センターで、作業員の倉庫内における作業時の転倒や猛暑での安全・健康を見守るため、ウェアラブル端末等を使って安全管理IoTサービスの有用性を検証する実証実験を、同日から10月9日まで実施すると発表。
港湾エリアでの倉庫作業は、海に隣接した作業場において各社員が広範囲をカバーすることが多く、転倒や転落による怪我など安全管理には特に注意が必要になる。また、夏場には屋内でも高温多湿で風がない場所で長時間作業した場合などは熱中症を発症するリスクが高まり、万一、発見・対処が遅れると命に係わるケースになることもある。こうした背景を踏まえ、NTT東日本のICT(情報通信技術)を活用することで、両社が連携してウェアラブル端末・温湿度センサーを用いた作業員の安全管理IoTサービスを導入し、同システムの有用性検証に関する実証実験を行う。
鶴見物流センターで、作業員が装着したウェアラブル端末、倉庫内に設置した温湿度センサーを用いて、作業員が倉庫内作業をしている際の転倒・転落、暑さ指数や心拍数の変化などを見守り、異常を早期発見して離れた場所にいる管理者にアラート通知を自動で実施する。
NTT東日本は今後の展開として、今回の検証結果を分析し、実際の運用における課題の抽出と解決に向けて取り組む。
◎関連リンク→ 大黒倉庫株式会社
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