-
物流ニュース
Azoop トランコムと代理店契約、エリア拡大し全国展開へ
2020年10月16日
運送業界向けオンライン車両売買プラットフォーム「トラッカーズ」を運営するAzoop(アズープ、東京都世田谷区、朴貴頌社長)はこのほど、トランコムと代理店契約を締結した。
Azoopは、2018年1月に同サイトを開設。運送事業者が複数の中古車事業者に相見積もりを取る手間や時間、コストを解消し、効率的に売買できる仕組みを構築した。中間コストを大幅にカットすることで、購入(落札)価格は従来の相場より平均で100万円程度安く、買取価格は同50万円程度高い取引実績を残しているという。
同社では、「取引会社数は800社を超えたが、サービス提供が一都三県に絞られていたため、今回、エリア拡大のために代理店制度を導入し、全国展開を見据えて、1社目のパートナーとしてトランコムを迎えた」とし、「この提携で、今後は中部、関西圏にエリアを拡大する予定」としている。
なお、これまで「オークション形式」と「フリーマーケット形式」の2つの機能で展開してきた「トラッカーズ」をリニューアルし、購入価格一律の後者に一本化。名称も「トラッカーズ」から「トラッカーズマーケット」に変更した。
朴社長は、「労働力不足や輸送効率の悪化といった深刻な課題に加え、不安定な社会情勢で、運送業界を取り巻く環境は今までよりも更に厳しくなると考えている」と指摘。「そこで、トラックを今まで以上に早いスピードで、『より安く買え・より高く売れる環境』を提供することで、顧客のさらなる経営支援ができると考えている」としている。
◎関連リンク→ 株式会社Azoop
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ