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物流ニュース
ニトリHD 物流投資に約2000億円、ECサイト利用増などで増収増益
2020年10月21日
ニトリホールディングス(白井俊之社長、東京本部=東京都北区)は10月2日、2021年2月期第2四半期決算(連結)説明会を開催。当期(20年2月21日~同年8月20日)の売上高は3624億8100万円(前年同期比12.7%増)だった。
そのほか、営業利益805億9600円(同45.0%増)、経常利益810億6700万円(同43.4%増)、親会社に帰属する当期利益497億6400万円(同35.1%増)で、巣ごもり需要とECサイトの利用増により、増収増益となった。
似鳥昭雄会長は「コロナ禍で好調な要因として、ニトリがディスティネーションストア(消費者が特定の商品の最終購買地として来店する店舗)として認められたからだと思う」とし、「様々な業界で今後、ますます寡占化が進んでいくと考えているので、より消費者に求められる企業にならなければならない」としている。
物流への投資については、「5年以内に借りている物流センターから、自社所有の物流センターに変えていく」とし、「そのため、2000億円くらいをかけて、各地に3万から5万坪つくっていく予定で計画を進めている」としている。
営業概況は、緊急事態宣言の解除後、全店の営業を再開し、多くの消費者が来店したことで売り上げが大きく伸びた。特に巣ごもり需要の高まりやテレワークの浸透を受け、収納整理用品やキッチン・ダイニング用品、ホームオフィス家具が売り上げをけん引した。また、インターネット通販も売り上げが大きく伸びた。
◎関連リンク→ 株式会社ニトリホールディングス
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