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物流ニュース
エアークローゼット MagicalMoveの宅配サービス「Scatch!」導入
2020年11月6日
エアークローゼット(天沼聰社長、東京都港区)ではこのほど、月額制ファッションレンタルサービス「airCloset」で、AIを活用した宅配サービス「Scatch!」を導入。都内を中心に、早朝・深夜配送及び置き配サービスを開始した。
同社が運営する「airCloset」は、日本初・国内最大級の女性向けの月額制ファッションレンタルサービス。女性の普段着に特化していることと、プロのスタイリストによるパーソナルスタイリングサービスが特長で、シェアリングエコノミーの概念が入っている。
天沼社長は、「サービスを開始した2015年は、まだ日本でシェアリングエコノミーやサブスクリプションといった声が聞こえてきたかなというくらいのタイミングだった」とし、「ワクワクする時間を増やして、ライフスタイルを豊かにしたいという考えから生まれたサービス」としている。
ターゲットが仕事や家事、育児などで毎日忙しい女性であるため、レンタル商品の受け取りがスムーズで、非対面で受け取りたいというニーズが多くなっていた。そのため、ソフトバンクのグループ会社であるMagicalMove(武藤雄太社長、同)の宅配サービス「Scatch!」を導入することになったという。
これにより、東京都内、神奈川県・千葉県の一部エリアで早朝・深夜帯の時間指定や置き配の選択が可能となり、利用者は自身のライフスタイルに合わせて「airCloset」を利用できるほか、問題となっている不在配送の減少を実現することができる。
「事業効率やサステナビリティに向けて本当に必要な循環型物流を構築してきたが、当初はお手本がなかったので、自分たちでサプライチェーン専用の物流チームを設けてつくり始めるしかなかった」とし、「レンタル事業を成り立たせるためには、物流面での細かなシステム構築が不可欠」という。
同社は「airCloset」利用者のUX向上のため、テクノロジーの進化とともに今後も物流におけるオペレーション構築や改善など、様々な取り組みを進め、IT×ファッション領域での事業拡大を目指していくとしている。
◎関連リンク→ 株式会社エアークローゼット
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