ＳＧホールディングスグループの佐川急便（平間正一社長、京都市南区）は10日、代金引換サービスの「ｅ-コレクト」取扱個数が１億個を突破したと発表した。

　08年度の「飛脚宅配便」取扱数は10億6109万9000個（前年度比1.1％増）。主要サービス別（一部重複あり）にみると「ｅ-コレクト」が1億534万7000個（同11.6％増）で決済金額は1兆2115億円（同7.8％増）。00年のサービス開始から初めて1億個を超えた。「飛脚クール便」も3296万5000個（同13.1％増）と2ケタ増で好調に推移。
　同社は「昨今の通販市場拡大や『巣ごもり消費』などから産直品の取り寄せや決済方法として『ｅ-コレクト』を利用する機会が増えたため」としている。
　このほか、「時間帯サービス」5281万個（同0.3％増）、「飛脚航空便」1227万個（同4.3％増）。「メール便」は7億2618万6000冊（同6.7％増）で内訳は「飛脚メール便」1億4901万5000冊（同16.4％増）、「飛脚ゆうメール便」5億7717万1000冊（同4.5％増）となっている。