バンテック（山田敏晴社長、横浜市）は11日、福岡県京都郡苅田町に建設を進めていたバンテック第４物流センターの竣工式を行った。

　同センターは北部九州地区の自動車部品物流の需要増加に対応するため、昨年7月に白石工業団地に用地を取得して建設を進めていたもの。
　山田社長は「当社の物流センターの中で最大の投資案件。苅田地区は中期的に部品メーカーのさらなる集積やアジアを中心とする海外拠点との物流の活発化が予想されている。環境の厳しい時期に竣工を迎えたが、グループ挙げて物流付加価値の創造を目指し、お客様の喜ぶサービスを提供させていただきたい」としている。
　所在地は、福岡県京都郡苅田町大字与原2220-1。敷地面積6万8946平方m、延床面積5万952平方m。トラックポートは27ポートで、コンテナバースは11バース。環境対応のため高効率反射照明器具を採用。荷捌き場の作業性向上のため約30m×20mの無柱空間を確保している。（千葉由之記者）