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物流ニュース
ダイコクDC 「横浜ロジスティクスパークA棟」が完成
2009年6月25日
ダイコク・ディストリビューションセンター特定目的会社が、横浜市鶴見区大黒町のコスモ石油製油所跡地に建設していた横浜ロジスティクスパーク内のA棟が完成し11日、関係者を招いた内覧会が開催された。
同施設は首都高速湾岸線の大黒ICから1.5kmに位置し、延べ床面積約13万1869平方mの地上7階建て。高い作業効率とフレキシビリティを備え、環境に配慮した設計になっている。
主にドライを想定しているが、冷蔵・冷凍にも対応する。物流センターとしては先進的な免震構造が採用されたほか、屋上緑化を取り入れ、CASBEE評価のAランクを取得している。PM業務はAMBプロパティジャパンインクが行う。テナント企業は未定。
1階は両面バース式の駐車場スペースで、賃貸面積は倉庫部分(バース含む)が約1万4144平方m、事務室は約510平方m。フォークリフトがトラックの荷台に直接乗り入れられるエア式ドックレベラーを標準装備。また、40フィートコンテナトレーラが各階へ乗り入れられるランプウエーを2基(上り用・下り用)設け、各階とも大型トラックを27台駐車できる。
2階以上は倉庫スペースで賃貸面積は約1万3128平方m、事務室は約436平方m。フロアを4社利用分まで分割することも可能。荷物用エレベーターを2基、乗用エレベーターを7基備え、垂直搬送機も取り付けられる。屋上は駐車場(トラック・一般車両)と緑化スペース。施設内には横浜市条例で定めた緑化基準15%を大きく上回る25%の公開空地が確保され、一般の人が活用可能なオープンスペースとなっている。
同社は今後、同パーク内に3棟を順次建設予定で、完成すると国内最大規模の物流センターゾーンとなる。(松宮志暢記者)この記事へのコメント
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