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物流ニュース
石ト協 北陸学院大学で人材育成プロジェクト参加
2020年11月21日
石川県トラック協会(久安常信会長、久安重機運輸)は地元の北陸学院大学で行われている「実践型人材育成プロジェクト」に協力している。
同プロジェクトへの協力は昨年からで、大学側から出されたオファーがきっかけ。一年生を対象に全3回が用意され、「事業者側(トラック協会)からのレクチャーおよび課題説明」「学生側によるプレゼンと事業者側からの評価」「再プレゼンと事業者側からの総評」の流れで進行する。
課題は、昨年が「若い人が業界に入るようになるための具体的なイメージ戦略(トラックドライバー編)」、今年は「これからの時代、選ばれる物流会社は?」で、昨年には各グループから寄せられた意見をヒントに荷室内を利用した「トラックシアター」が生まれ、実際にイベントへと出展。学生らからはそのほか「スマホアプリとの連携」「ポイントカードの導入」「デザイントラック導入でイメージチェンジ」「ドローンやロボットの活用」といった様々な提案が出された。
また同ト協では今年から地元大学生がダンスで盛り上げる業界イメージアップ動画をユーチューブやSNSで配信しているが、出演者は同大学のダンス部生徒で、一連の動きが縁となった。
プロジェクトには昨年、大協運送(能美市)代表の津田淳一氏が、今年は野々市運輸機工(金沢市)代表の吉田章氏(県青年部会副部会長)、アイエムショット(小松市)代表の油片賢吉氏らが参加。吉田氏は今回の実施について、「テーマが幅広く、コロナの影響で十分な議論ができずに大変だったとは思うが、そんななかでも実体験をもとにした想像力豊かなアイデアがあった」との評価を示し、今後のさらなる広がりと発展に期待を寄せている。
◎関連リンク→ 一般社団法人石川県トラック協会
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