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東芝ロジスティクスがSBSグループへ 高品質な物流サービス目指す
2020年11月19日
SBSホールディングスは、11月2日、東芝の物流子会社「東芝ロジスティクス」の普通株式66.6%の取得を完了した。東芝ロジスティクスは佐藤広明代表取締役(写真左)、石垣裕之常務取締役、取締役は櫻井俊、磯野哲也、辻靖之、村井工、大林亮太、片岡陽一、金澤寧の7氏と、非常勤取締役として鎌田正彦(同右)、田中康仁、上條勉の3氏、非常勤監査役に山下泰博氏の経営体制で、同日から営業を開始した。同社は2021年1月1日付で商号を「SBS東芝ロジスティクス」とし、損益は2021年12月期第1四半期から連結開始の予定。
なおSBSホールディングスは、今回の東芝ロジスティクスの株式取得にあたり、三菱UFJ銀行本店から199億8000万円を2020年10月26日から1年の期間で借入しているが、同社では「本借入による業績への影響はない」と発表した。
また、SBSグループのSBSリコーロジスティクス(若松勝久社長、東京都墨田区)は10月29日、「物流センター厚木森の里(仮称)」の開設を発表。開設予定は2022年5月。新施設場所は神奈川県厚木市森の里東土地区画整備事業地内で、東名高速道路・厚木ICから約7.5kmという至近距離。「近隣エリアでも道路やICの新設が計画され、利便性の向上が期待される厚木市西部エリアに位置しており、首都圏のみならず東日本一帯の配送を網羅する大型ハブ拠点として、貿易、保管・荷役、流通加工、包装設計など一気通貫型の3PLをご提供する物流センターとしての活用を想定している」と話す。
延べ床面積約1万7400坪、10トン車50台の両面バース(高床/低床)を設置予定で、耐震構造。賃貸面積は顧客のニーズに合わせ、多品目アイテムの取り扱いにも対応する。
SBSリコーロジスティクスでは、メーカー系物流子会社として培ったKAIZEN力や、最先端のLT(Logistics Technology)の活用、出荷頻度や最適な作業動線を考慮した庫内レイアウト設計などの強みを生かした3PL事業を展開しており、「VMI(Vender Management Inventory)を含めた無駄のない物流サービスを通じ、コスト低減と物流品質の安定化を実現することで、お客様の想像を超えた高品質な物流サービスを目指す」と語る。同物件は同社HPの特別サイトで詳細を説明している。
このほか、SBS即配サポート(鎌田正彦社長、東京都江東区)は、同4日、廃棄物処理関連サービスの事業内容を紹介する環境事業部サービスサイトも新たに公開。「事業系の廃棄物処理で悩む企業に向けて分かりやすい内容にした」と話す。
◎関連リンク→ SBSホールディングス株式会社
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