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物流ニュース
クレディセゾン 雇用契約書電子化サービス「SAISON Sign」開始
2020年12月16日
給与前払サービス「アドバンストペイ セゾン」のサービスを提供するクレディセゾンは、新たに雇用契約書電子化サービス「SAISON Sign」のサービスも11月からスタートさせた。
クレディセゾンでは「企業担当者は雇用契約書の作成・送信を、従業員側も契約内容の確認から同意まで、すべてをWeb上で行えるので、完全ペーパーレス化となる。従来の方法と比べ、印刷や発送の手間も省けるので、時間的コストの大幅な軽減をでき、リモートワークでも活用可能。物流でリモートは無理と、よく言われるが、営業所や倉庫など、従業員の方が実際に作業を行う場所が管理部門と離れていたり、点在していることが多い物流業界こそ、大いにご活用いただけるのでは」と話す。
労働条件の通知は、これまで書面による交付とされていたが、2019年4月1日の労働基準法施行規則改正により、労働者が希望した場合にはウェブメールサービスなどの電磁的方法での明示が認められている。同サービスは、留意点も含め、法要件を満たした仕組みとなっており、非正規・短期雇用を多く抱える物流事業者では毎月複数の契約更新の手続きが発生することから、電子化による業務効率化のメリットが期待できる。
従業員の雇用契約に係る手続きを行う際、更新時期や従業員の同意状況などを常に確認し、手続漏れをしないよう注意が必要だが、「SAISON Sign」はWeb上で期日管理する機能があるので、各月の契約更新対象者が一目で把握でき、「下書き中」「社内承認中」「同意依頼中」「締結」などのステータスで分類し、手続きや確認の漏れを防げるのも特長の一つだ。
従業員はスマートフォンなどでメールを受け取ったら専用画面にアクセスし、契約内容の確認・同意を行う。同意を完了すると従業員へ労働条件通知書のPDFが送られる。未同意の従業員へは催促メールを自動配信し、作業担当者へは作業滞留アラートも設定できる。
また、同意済の労働条件通知書はクラウド上でPDF保存できるという。導入費は無料で、1契約ごとの従量課金制で利用が可能なので、経費の負担も調整できる。
さらに給与前払サービス「アドバンストペイ セゾン」ユーザーには月額費用無料というのもうれしいサービスだ。詳細はクレディセゾンのホームページを参照。
◎関連リンク→ 株式会社クレディセゾン
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