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物流ニュース
日本ポート産業 神戸市東灘区に新倉庫
2020年12月3日
上組(深井義博社長、神戸市中央区)は11月16日、同社子会社の日本ポート産業が、神戸市東灘区に冷凍冷蔵機能を備えた倉庫「神戸住吉冷蔵倉庫」を9月30日に竣工したと発表。
冷凍食品、乳製品、畜肉、果汁をはじめとする冷凍冷蔵貨物は、近年流通量が増加しており、今後も増加が見込まれている。これを受け、日本ポート産業では、高い倉庫需要に応えるために新倉庫建設を決定した。
新倉庫は、鉄筋コンクリート造り4階建てで、建築面積約5300平方m、延べ床面積約1万7900平方m。「高効率で環境負荷の少ない施設」をコンセプトに、冷凍冷蔵設備の冷媒ガスにフロンガスを使用せず、自然冷媒ガス(アンモニア、CO2)方式を採用している。また、このほど竣工した新倉庫の屋上一面に太陽光パネルを敷設し、新倉庫で使用する電力の一部を賄う環境に配慮した施設となる。
なお、上組は2019年2月に日本ポート産業の株式の過半数を取得し子会社とした。当該子会社化により、同社は日本ポート産業の冷凍冷蔵倉庫運営のノウハウと営業基盤を生かし、同社物流ネットワークとの相乗効果により、高品位な物流サービスの提供を図るとしている。
◎関連リンク→ 日本ポート産業株式会社
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