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物流ニュース
兵ト協北播支部青年部会 研修会を開催「オイルで故障を抑止」
2020年12月17日
兵庫ト協北播支部の青年部会は11月14日、西脇市の複合施設ミライエで研修会を開いた。同部会ではここ数年、2か月に1回のペースで例会を開いてきたが、外部から講師を招いての勉強会スタイルは初めて。「コロナ禍の今期は親会が恒例的に実施してきた秋の研修会も中止となり、会員事業者が最新情報や経営課題を共有する場を作りたかった」と内藤康匡部会長(しんいずみ運送社長)。今後は年1回、こうした機会を定着させたい考えだ。
同日の研修テーマは「DPF、EGR、エアー関連部品のトラブルをエンジンオイルで解決」で、シェルルブリカンツジャパン関西支店の伊藤道哉氏が講師を務めた。悪路や低速走行を繰り返すなどのハードな走行条件に、積載率を高めることでエンジンへの負荷が増えるといった車両条件が重なる「シビアコンディション車両」はオイルの劣化を促進し、エンジン損傷のリスクが高まる様子を解説。
「オイルを変えるだけでDPF自動再生の間隔が65%(108km)も長くなった」という事例なども紹介しながら、トラブル抑止を踏まえたオイル選びの重要性をアドバイス。また、後半ではシェル石油大阪発売所の中島直人氏が電力の自由化について説明。2016年4月に完全自由化された電力の小売り事業の流れを大まかに説明するとともに、出光昭和シェルが提供するコスト削減プランなどを紹介した。
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