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    都市内物流効率化の社会実験で道路実態が明らかに 名古屋

    2009年7月21日

     
     
     

    【愛知】名古屋地区の物流効率化をめざし、中部運輸局、日本路線トラック連盟東海地区連盟(山口嘉彦会長)などが行った都市内物流効率化の社会実験から、様々な道路の実態が判明した。


     渋滞のピークは午前10時前後に集中しており、貨物専用駐車帯に一般車両が駐車しないよう、パトロール強化の声が高まっている。
     今年2月に、名古屋市中村区の名古屋駅地区周辺で行った物流効率化に関する実証実験では、対象路線の午前10時から午後5時30分までの路上駐車台数は、平日1日あたり全車種合計660台から690台。そのうち普通貨物車は130台から160台程度だった。
     小型貨物車、普通貨物車ともに、午前10時台に午前中のピークが、午後2時台に午後のピークとなることがわかった。午前10時台の駐車台数は午後2時台の2倍強だった。
     規制解除帯の利用率は53%で、合法駐車の平均駐車時間は貨物車で平均20分。荷捌き駐車車両の特性は、小型車で自家用が68%、営業用が32%で、自家用が3分の2を占めている。社会実験後、路線連盟の加盟会社からは、パトロール強化を望む声があがっている。

     
     
     
     

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