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物流ニュース
ダック引越センター 「ひっこし定額パックまるごとプラン」が好調
2009年7月27日
「ダック引越センター」として全国展開するダック(木谷誠二社長、東京都府中市)の新商品「ひっこし定額パックまるごとプラン」が好調に推移している。
同社の勝田彰男取締役は「インターネットで気軽に予約できることや価格の透明性(定額)が、仕事の忙しい都市部在住の20代後半から30代の男女にうけた」と説明。対象エリアは現在、東京23区、さいたま、千葉、横浜、川崎、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡各市。今後はモバイル版のシステムも予定し、月間申し込み数200件、年間売上高1億円を目指す。
「ひっこし定額パック」は単身者向けパックで、同一市区内なら1万8000円の定額料金でトラック(1.5t)1台とスタッフ2人が対応。同社の「先着引越申し込みシステム」を採用した業界初のサービスとして、4月から都市部に住む1人暮らしの女性と学生に限定してテスト運用。反響が大きいことから5月に全面リリースした。
具体的には、同社ホームページで対象エリアの都市を選択。提示されたカレンダーに「ひっこし定額パック」が残る引越予定日を選んでクリック。商品説明を読み、所定のフォームに名前、現住所、転居先住所など必要事項を記入して送信すると、確認の電話があり、「申し込み完了」。見積もりは不要で「インターネットでホテルや航空券の予約をするような気軽さで申し込める」ことが好評。「クチコミでも広がりつつある」という。
また、「ひっこし定額パック」をさらに拡充し、1日から販売を開始したのが「まるごとプラン」。小物(ダンボールに箱詰めする物)の荷造りと荷解きまで含め、引っ越しに伴う作業すべてを代行するサービスとなり、料金は3万6000円の定額制。
運ぶ家財は、約5kg洗いの全自動洗濯機、2ドア小型冷蔵庫、幅90cm程度の箱物家具、16インチまでのテレビ、リビングテーブル、1人掛けソファ、ダンボール(Mサイズ)8―10個、衣装ケース2個、6畳用カーペット、組み立て式シングルベッド程度を目安にしている。
(土居忠幸記者)
関連リンク→ ダック引越センターこの記事へのコメント
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