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    「国際貨物コンテナ運送法案」成立か ドライバーに中身の情報提供

    2009年8月28日

     
     
     

     民主党は今年度中にも「国際貨物コンテナ運送における輸送の安全の確保に関する法律案」(国際コンテナ運送法案)を成立させる方針だ。コンテナ内部の貨物の積み付け状況や総重量、危険物の有無、種類などについて正確な情報がドライバーに伝わらず、不適切な積載が原因とみられる横転事故なども発生。現在、国際コンテナの安全輸送ガイドラインはあるものの強制力はなく、法整備が急務とされている。同法案はドライバーに対してコンテナ内貨物の詳細な情報を知らせることを義務付けるもので、違反した場合は「100万円以下の罰金」が科されることになる。


     国際貨物コンテナ運送では、コンテナ内部の貨物の状態、数量や性状などについて当該車両を運転するドライバーまで十分に伝達されないケースが多い。「ドライバーがコンテナの中身を知っていたら防げた」と指摘される重大事故も相次いで発生。また、荷崩れ時など緊急時の対応に遅れるなど二次災害発生の危険性も指摘され、「水と混ぜたら爆発する危険物もあるが、火災事故で知らずに水をかける可能性だってある」と危惧する声も多い。
    
 実際に国際コンテナを運送しているドライバーは「中身を知らないで運んで、万一事故を起こしたら全部ドライバーの責任になる。これほど非人間的な仕事があるだろうか」と話す。
     こうした問題に対処するため、国交省は05年12月に「国際海上コンテナの陸上における安全輸送ガイドライン」を策定。荷主を含む関係事業者にきめ細かな対応を求めてきたが、強制力はなく、その後も重大事故が連続して5件も発生した。
     法案では荷主がコンテナの重量、貨物の品目、積み付け状況などを記載した「コンテナ情報」書面を作成し、トラック事業者に交付。トラック事業者は同書面をドライバーに交付する。これらの作業を怠った場合は「100万円以下の罰金」に処される。さらに、ドライバーは同書面を受領しなければ、「コンテナの運送をしてはならない」と規定。これに違反すると「30万円以下の罰金」となる。
     法案は既に参議院法制局を通過、議員立法での成立が見込まれていたが、解散総選挙により中断されている。

     
     
     
     
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