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物流ニュース
SBSホールディングス「効率化と営業活動を強化」
2009年8月31日
SBSホールディングス(鎌田正彦社長、東京都墨田区)は21日、第2四半期の決算説明会を東京・茅場町で開催した。
連結業績は売上高が581億4500万円で前年同期比133億2200万円減(18.6%減)、計画値比較では62億5500万円減(9.7%減)。営業利益は11億8300万円で同5億700万円減(30.0%減)、計画値比較5億3400万円減(25.0%減)だが、純利益は11億4000万円で、前年同期より11億6800億円増加し、計画値比較でも4億4000万円増(62.9%増)となった。
同社グループでは世界的大不況で厳しい経営環境の中、3PL事業の強化・拡大策として千葉県・野田に1万坪を超える物流センターを竣工し、家具や生活雑貨の小売業者へ向けた基幹センターとして3月に稼働。新規開拓として専門部署の設置やコンサルタントの育成、営業強化も図るなど、メーンの物流事業に注力した。
また、効率化を向上させる改善も進め、全日本物流改善事例大会で「物流合理化賞」を受賞、昨年に続き2年連続で表彰を受けている。さらに活発な営業活動でも攻めの態勢を強化した。なお個人宅へのダイレクトメール配送サービスのグループ会社「SBSポストウェイ」は3月末日に売却している。
セグメント別での物流事業は売上高519億7200万円で前年同期より44億6800万円減(7.9%減)だったが、営業利益は10億7100万円で同1億2100万円減(10.1%減)。燃料費高騰が落ち着いたことと徹底したコスト削減で、売上高の減少率に比べ、利益はあまり落とさずに済んだ。
会計期間末の総資産は1040億3100万円、純資産は194億5500万円、キャッシュ・フローは114億4100万円。12月期業績予想は、売上高当初予想値の1300億円を1200億円に修正した。
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