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    どうなる?「規制」(1)市街化調整区域の事務所設置望む

    2009年9月3日

     
     
     

     規制を守るために難しい判断をしているケースがある。ある運送会社では、緩和してほしい規制の一つは市街化調整区域での事務所の設置だという。


    
 トラックの駐車場は郊外が望ましい。住宅地に近い場合は騒音や排ガスで植木が枯れるなど近隣トラブルの原因が増える。「駐車場の明かりがまぶしくて眠れない」というクレームもあり、夜間の出入りがある事業者では困ることになる。
    
 安全面からも、通学路や自転車や歩行者が多く通るような住宅街の近くよりも、郊外にあるほうが事故も防げるかもしれない。
    
 そこで周囲に道路と山林しかないような場所に駐車場を持つものの、そこが市街化調整区域であるために事務所が併設できないという不便な状態になってしまう。点呼やドライバーの休憩所など駐車場に併設できればいいが、市街化調整区域では土地利用が制限されてしまう。市役所などに相談しても事務所の建設は認められず、駐車場から離れた場所に事務所を設置している。こうした市街化調整区域の問題は、実態に合ったものに緩和されたいところだ。
    
 強化して欲しい規制は「コンプライアンスの事業者だけが参入できるようにしてほしい」。有がい車庫の規制があったころに事業開始した事業者は「有がい車庫がないために許可が下りずに苦労した」と振り返る。簡単に参入できる業界になり、違法な事業者も増えてしまった。
    
 既得権益を守るための参入障壁ではなく、安全と安心な輸送を守るための規制強化は、社会のためにも求められるところだ。

     
     
     
     
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