ＤＨＬジャパンはこのほど、住商グローバル・ロジスティクスのロジスティクス・サービス本部より、カーボンニュートラルの輸送サービス「ＤＨＬ　ＧＯＧＲＥＥＮ」を受注したと発表。日本では初めての案件となる。ＤＨＬは、住友商事のアフリカ、アジア、中東、中米などの現地オフィス・ 独立法人向けにカレンダーや手帳などを輸送。輸送貨物は８月中にそれぞれの支店に発送を終えた。

　同サービスは、顧客の貨物輸送時に排出されるＣＯ２の量をDHLが算出し、同量のＣＯ２を別の場所で相殺するもの。顧客には通常料金に加えて3％の追加割増料金を負担してもらい、それを自動車用代替燃料の開発や、ソーラーパネルや森林再生プロジェクトなどの認定を受けた炭素マネジメントプログラムに再投資する。また、説明責任と透明性を確保するため、外部審査機関であるＳＧＳ社によって毎年検証される。