-
物流ニュース
東ト協 「GEPトップランナーセミナー」WEB配信で開催
2021年1月5日
東京ト協(浅井隆会長)は12月10日、令和2年度「グリーン・エコプロジェクト トップランナーセミナー」を開催した。また、今年は新型コロナウイルス感染症対策として、WEBにて配信し、各社から視聴できるように工夫がされた。
浅井会長は冒頭、本セミナーで表彰のある「トップランナー賞」「環境委員長賞」の受賞者に祝辞を述べた。
そして、今年15年目を迎えたGEPの成果として、昨年までに「燃料使用量の削減が累計約8万kLとなりドラム缶換算では約40万本を超えた。また、CO2換算すると、スギの木約1500万本を植樹したことに相当する削減効果となっている」と話した。
そのうえで、今年はコロナ禍により運送業界も厳しい経営状況に直面している現状を指摘。生活と経済を支えるエッセンシャルワーカーとして「事業活動を継続しつつ、環境・安全対策にも積極的に取り組んでいく」と述べた。
今年度の「トップランナー賞」受賞者は、天野運送(品川支部)、伊原運送(足立支部)ウエルストンエキスプレス(同)、大島運輸(新宿支部)、協同企画(江戸川支部)、島村運輸倉庫(同)、田口運送(北支部)、東邦運輸(多摩支部)、町田運送店(江戸川支部)、横川貨物(多摩支部)で、10社が受賞した。
「環境委員長賞」受賞者は、鈴木商店(練馬支部)、タカセ運輸集配システム(港支部)、東武高活運輸(江戸川支部)、日本運輸(足立支部)、皆木運輸倉庫(同)で、5社が受賞した。
受賞者代表の挨拶として、島村運輸倉庫(江戸川区)の嶋村文男社長は「この賞をいただけたのは、運行管理者や指導者、なによりドライバーが頑張ってくれたから。これからも交通安全とエコドライブに努めていきたい」と話した。
その後は、GEPの事業者の事例を交えた活動紹介を行うセミナーが行われ、集まった受講者たちは熱心に耳を傾けていた。最後に東京都環境局環境改善部自動車環境課の渡邊昇課長が、「東京都の環境改善事業について」と題した講演を行った。
◎関連リンク→ 一般社団法人東京都トラック協会
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ