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    岡ト協 新大型車の運転練習場が完成

    2009年9月17日

     
     
     

     新大型車に対応する練習コース整備など、前年度後半からリニューアル工事が進められていた岡ト協所有の自動車運転練習場の完成を祝う式典が2日、協会や行政の関係者らを招いて現地(岡山市東区)で開かれた。あいさつで新見健会長は「昭和58年に開設し多くの利用を得てきたが、近年の少子化に加え、免許制度の改正によってドライバー不足が懸念されている」と、再整備に至った経緯を説明した。


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     同練習場は1万7479平方mの敷地に運転練習コースと研修会館、管理棟を設置。中型免許が創設された一昨年6月の道交法改正で、試験車両の大型化や路上練習・試験が必要になった大型免許に対応する。
     「一発試験」での合格など、会員事業者のコスト低減化の狙いから、大型コースは県運転免許センターのコースをモデルに整備、納車された練習車両も同センターで使用している試験車と同型式を用意している。
     式典では、練習場運営検討小委員会で議論を重ねるなど実現に尽力した大久保俊充氏(前委員長)らに感謝状を贈呈。記念標柱の除幕や、指導用の大型トラックの走り初めで完成を祝った。
     一方、整備が完了したことで9月から、免許取得を支援する新しい助成制度を開始。中型・けん引などの利用料金を据え置く一方、新設する大型料金は、備え付けの練習車両を使ったコース走行が1時間3000円、会員限定の持ち込み車両によるコース使用が同900円など。
     3―5日間の「通いコース」といったサービスメニューも用意されており、いずれも練習場を利用した後に免許センターの試験(大型・中型・けん引)に合格し、晴れて免許を取得した場合に練習場利用料の半額(大型は上限15万円、それ以外は10万円、1会員事業所当たり50万円)が補助される。

     
     
     
     

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