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物流ニュース
シモハナ物流 多角的に安全を指導、教習車やコースも充実
2021年1月28日
シモハナ物流(下花実社長、広島県安芸郡坂町)は、自社のドライバーを対象にした安全運転研修センターを今月、本社近くの平成ケ浜地区に開設する。
同社の安全教育は国交省が定める指導、監督の指針を網羅した内容に加えて、さまざまな独自カリキュラムで座学、実技研修を実施している。
同センターは、プロジェクターとタブレット端末を備えた48人収容の研修ルームが2室、ドライブシミュレータルーム(シミュレータ2台)、大・中・準中型・ダブルキャブ2トン車など15台の教習車両と、各種研修コースを完備。日常点検指導、運転の基本操作の習得や車両特性に応じた運転、マナー講習など個々のレベルに合わせた教習を実施する。
研修コースでは幅広い道路環境に対応する運転感覚を養える。教習車両は、車両特性が分かるよう独自のダブルキャブ車両を特注。複数名での同時乗務研修も可能だ。
指導は、同社独自の安全運転基準検定に合格した「ドライブマイスター」、自動車教習所の指導員経験者や警察OBらが当たる。女性ドライバーに対応する女性指導員も配置する。
なお同社は、安全教育の充実をはじめ、ドライバー不足解消に向けて、未経験者でも安心して仕事ができる環境整備に取り組んでいる。昨年は自社乗務員が前年の15%増加した一方で、事故件数は30%減少したという。
◎関連リンク→ シモハナ物流株式会社
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