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物流ニュース
ドライバーの高齢化で労災も増える? 転倒や荷台からの落下で骨折
2021年2月12日
ドライバーの高齢化は避けては通れない問題。高齢でもドライバーとして働いてもらえるなら雇い入れたいという経営者は少なくないが、転倒や荷台からの落下といった労働災害も多いようだ。
大阪市で大型トレーラやトラックで鋼材輸送を手掛ける運送A社は、「当社でも昨秋にドライバーが荷台から転落して骨折した。平ボディー車などは箱車のように荷台全体を囲うボディーがないため、シート掛けや荷締めの際に荷台から転落して骨折することが多い」と話す。
鋼材や機械などの重量物を大型平車やトレーラで輸送している運送B社は、「昨年末にドライバーが作業中に転倒し、腕を骨折した。当初は単に転倒しただけなので大きな怪我ではないと本人も思っていたが、実は骨折していた。しばらく仕事もできず、通院することになった。まだ中年なので、まさかと思っていたが、やはり年齢とともに足腰も弱ってくるようだ。中年でも十分注意が必要」と語った。
自身ではまだまだ若いと思っていても、中高年になれば思うように体が動かなくなる。積み込み作業では十分な注意・配慮が必要と言える。
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