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物流ニュース
中部トラック総合研修センター 日本一の研修センターへ
2021年2月24日
「物流人材創出機関」との観点で安全から営業、戦略、人事等に至るまで各種研修を展開する愛ト協中部トラック総合研修センター(愛知県みよし市)。同ト協の安藤定一常務理事と山岸育徳センター長は今年度より同センターを牽引し、積極性に富んだ取り組みを推進している。
「コロナで満足な研修事業が行えなくなったが、かえってそれが次のステップへ向かうための良い準備期間となった」。山岸センター長はそう明言してこれまでを振り返り、「ワンチーム」の精神で全員参加の運営を目指してきたセンター内における変化を指摘。昨年の7月に襲った豪雨による〝事務局浸水事件〟のエピソードを挙げては復旧作業時の協力を通じて伝わってきたという一体感の向上に触れ、利用者目線に立ったレイアウト変更からセンター内の勤務体系見直し、加えて頻度の高いミーティング等を踏まえた意思疎通の促進や管理職の意識改革といった動きに、手応えをのぞかせる。
「我々は現場を盛り上げる立場。日本一の研修センターを目指しているし、それができると感じている」と安藤常務はスタッフへの自信と信頼を口にして、コロナの影響を受けながらも安全性に配慮しつつ重ねてきた今年度の研修へと言及。「どうすれば良い形でできるか、皆でアイデアを出し合った。すべては利用者のため」と述べてオンラインなどを活用した一連の研修を評価し、「仕事にはプライドをもって臨んでほしい」と力を込めた。
ともに「まだ道半ば」と強調したように、今後についてはさらなる改善をはかる予定で、効率化を目的としたチェックインカウンターの設置に食事面や宿泊者に対するサービス向上、そして遠隔地への対応を含めた前向きな事業展開を見据え、拡充に意欲を見せる安藤常務と山岸センター長。その姿勢には一貫した「良いものを提供したい」という熱意が込められており、「『ここで研修を受けて本当に良かった』と思ってもらえるような研修センターにしていきたい」との言葉にも、大きな説得力を与えている。
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