-
物流ニュース
川端運輸 こども夢応援プロジェクトに賛同、小学校で安全教室
2021年3月19日
川端運輸(川端章代社長、奈良県大和郡山市)はこのほど、天理市立櫟本小学校で取り組まれている「櫟本こども夢応援プロジェクト」に賛同し、同小学校で安全教室を実施した。
同プロジェクトは、「自分たちの住むところが幼児から高齢者までが生き甲斐を持ち、豊かに暮らせる地域であってほしい」と願う地域ボランティア・教職員による取り組みで、活動内容として「みんなの図書館」「町力塾プロジェクト」「町力食堂」などがある。
同小学校が母校である川端社長は、「2年前の夏に同窓会に出席したときに、同プロジェクトのスタッフを務める同窓生から協力を頼まれた」と経緯を説明。「一時期、荒れていた図書室で、子供たちも荒れていたが、新しく赴任した校長先生が『この図書館をなんとかしたい、すくすく育つ小学校にしたい』との思いから少しずつ学校を改めていったという話を聞いて感動した」という。そして昨年、初めて安全教室を実施。それが子供らに好評だったことから今年1月、2回目の開催となった。
今年はさらにスケールアップして、同社のトラックを校庭に展示するのはもちろん、学校側から物流業界を学ぶことができるワーキングルームを作りたいとの要望で、段ボールで作ったミニトラックや、大型トラックの実際のタイヤ、ドライバーのユニフォームやヘルメットなど物流に関する物品を展示した。
また、川端社長は約40分間に渡って「これからの君たちへ」をテーマに講演。自身の小学校時代を振り返りながら、「いま、夢を持っていなくても大丈夫だよ」「いま置かれた立場を一生懸命頑張ることで、歩き続けているうちに夢に気づくこともあります」などと小学生に向けて励みとなる温かいメッセージを送った。
「会社とは、仕事をするためだけにあるのではなく、子供に影響を強く与えているんだ、ということにドライバーや事務員が触れることができる良い機会であり、喜びを感じられる」と、今回の取り組みの意義を唱える川端社長。「当社にとっても、こうした体験が社員教育になる」といい、「純粋に子供が喜ぶ姿はすごい。子供の純粋さは未来の宝物。やりがいを感じる。今後もできる限りお手伝いさせていただければ」と目を輝かせる。
◎関連リンク→ 川端運輸株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ