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物流ニュース
クラボウ サポーターとワーキングパンツが一体型の新型ウェア販売
2021年3月5日
クラボウ(藤田晴哉社長、大阪市中央区)の繊維事業部は、作業従事者の姿勢や身体への負荷を軽減する、スタイリッシュなサポーター一体型ウェア「CBW(Conditioning Brace Wear)」を日本シグマックス(鈴木洋輔社長、東京都新宿区)と共同開発した。
同社によると、少子高齢化や働き方改革の進展に伴い、女性や高齢者が働く機会が増えているが、そんな中、物流倉庫などでは重量物の運搬といった力を必要とするような腰への負荷が大きな作業があり、これらの負荷軽減やサポートの一つとしてサポートウェアのニーズが高まっている。
しかし、従来のサポートウェアに多い、服の上から装着するサポーター式では着脱に手間がかかるため、短時間の作業時は「着脱自体を負担に感じる」という声もあり、また、着用者にとっては装着感が目立つため、着用したままでの外出はファッション性が気になるなど、終日使うためにはいくつかの課題があったという。
同社はこれらの課題を解決するため、作業時の腰の負荷軽減と動きやすさを追求するとともに、通勤や作業時以外でも一日中着用できるスタイリッシュなデザインの新しいサポートウェアの開発に取り組み、このほど、サポーターとワーキングパンツが一体となった「CBW」を開発し、販売を開始する。
「CBW」は、身体をサポートするサポーターユニット(日本シグマックス製)の一部をパンツの内部に組み込み、一体化しているため、見た目の装着感も気にならずに一日中着用することができる。また、作業時に多い前傾姿勢や持ち上げ姿勢など、腰の負荷を軽減するとともに、腰部分や膝部分のパンツのつっぱり感を少なくする独自構造が採用されている。サポートが不要となった場合は、着脱の手間がかからず、ベルトの調節だけでサポートされた状態から身体を解放させることができるため、「オンタイム」と「オフタイム」の切り替えが簡単に行えるという。
販売対象は運輸・倉庫・建築・製造業・農業・漁業・介護分野などの企業向けで、価格は2万9700円(税込み)。
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