-
物流ニュース
【特集・ドライバーの日(2)】全社員と食事会
2009年10月21日
運送業界では、少子化から深刻な人手不足を迎えるといわれている。今後、いかにドライバーとコミュニケーションを図るかが重要となるが、大阪府高石市に本社を構えるイワオ流通サービス(岩尾徹社長)では、全社員との食事会を開催し、ドライバー同士や経営陣が食事会を通じて親睦を深めている。
鋼材や一般雑貨、LPガスなど多彩な配送を行っている同社は、配送時間帯も大幅に異なるため、ドライバー同士や経営者らのコミュニケーションが普段から図りづらい環境にある。そこで岩尾浩司常務は、不定期ではあるが年末年始や大型連休前などに全社員との食事会を開催している。
そのおかげか、同社では20年、30年以上勤務するドライバーも多く、ドライバーらは分けへだてなく仲がいい。岩尾常務がベテランドライバーから食事会の開催をねだられるケースも多く、常務自身もドライバーとの趣味や仕事の話を楽しんでいるようだ。
岩尾常務は「数年前に一部のドライバーから、『ほかのドライバーのことを知らない』『社長や役員と話す機会が少ない』などの相談を持ちかけられ、一斉にコミュニケーションを図れる方法を考えていたとき、食事会を思いついた」と振り返る。普段はそれぞれの配送で忙しいドライバーも、食事会に参加することで、ますます会社を盛り立てている。この記事へのコメント
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ