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    日本初の大型CNGを運行 パナソニックロジスティクス

    2009年11月25日

     
     
     

     パナソニック(大阪府門真市)は現在、日本初の大型CNGトラックを運行している。タカラトミー(東京都葛飾区)との共同輸送だ。「両社は物流拠点が隣接しており、往復輸送の更なる拡大や業界の枠を超えた共同輸送により、輸送効率向上と環境負荷低減に取り組んでいく」という同社。
     今回、パナソニックの物流を担うパナソニックロジスティクス(大阪府摂津市)事業推進グループの藤本哲哉副参事(写真左)と秦岡孝治氏に環境問題への取り組みについて聞いた。


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     現在、パートナー(協力会社)は400事業所・200社以上におよぶ。「1日に1000台以上は稼働している。パートナーと一緒になって、品質の底上げに取り組んでいきたい。省エネ、CO2削減を進め、モーダルシフト(500km以上)15%を達成させたい」という。
     大型なら100%、8割以上の車両をパートナーに依存している同社だけに、「パートナーと共に環境問題に取り組んでいかなければならない。現在、環境問題と法令順守は外せない」という。
     「パートナーにアンケートを実施して、実態の把握に努めた。環境問題に対しての姿勢などを調査して、全体のレベルアップに何が必要かを考えた。当然、そこで単純に切り替えることはしていない」というが、「やっと、パートナーに取り組みが浸透してきた」と説明する。
     「低公害車と言っても、CNG車は地方では導入できない企業も多い。企業としてアイドリング・ストップなど環境問題に対しての姿勢が大切」と指摘。同社はパートナーに協力を要請する前にデジタコなどの車載器を導入。燃費削減を証明した上で「パートナーに勧めた」という。「データをきちんと持っていないと、何も言えないので」とも。
     「パナソニックの看板を背負ってもらっている以上、パートナーには、ある程度の品質を維持してもらう必要がある。CNG車導入やモーダルシフトなど、さまざまな環境負荷低減の取り組みを進めていきたい。大型のCNG車だと充填してからの走行距離などで問題があるが、国内1000ルートある配送網を利用して、効率の良い方法を考えていきたい」と話す。
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     「モーダルシフトを推進しているが、コンテナの大きさの違いから鉄道輸送では効率が悪くなる場合がある」と藤本副参事。積載効率などを考えた末に到達したのが、大型CNGトラックだった。ラウンド輸送(共同輸送)させるには、帰り荷が必要。そこで物流センターが近いなどのメリットで一致したのが、タカラトミーだったという。
     2003年にマイコンテナ4基を導入、2004年にはハイブリッド車を導入するなど、業界に先駆けて環境問題に取り組んできた同社。大型CNGトラックもその一つ。

     しかし、「CNGトラックの導入は環境問題への対応の一つ。ヤマト運輸や日立物流とのラウンド輸送や、協力会社と一体となった環境問題への対応が大切」という。
     大型トラックというハード面だけでなく、ラウンド輸送というシステムの構築、協力会社のドライバーの質向上のソフト面すべてを一体となって取り組むことの大切さを訴えている。

    関連リンク→ パナソニックロジスティクス株式会社

     
     
     
     
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