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物流ニュース
貨物船輸送量 回復の兆し 内航総連
2009年12月2日
日本内航海運組合総連合会(=内航総連、上野孝会長、東京都千代田区)が、内航海運の貨物船・油送船の元請けオペレーター上位50社を対象に10月に実施した調査結果によると、貨物船の輸送量は2008年10月を境に急速に減少。2009年3ー5月にかけて前年同期比60%の低い水準となったが、9月(実績値)および10月(速報値)では前年同期比で約8割となり回復の兆しが見られた。
特に自動車の輸送量は同5月に同52%まで下落したが、9月(同)および10月(同)では同90%台まで急速に回復。鉄鋼は同4月の同41%を底に上昇に転じ、9月(同)および10月(同)では同約7割。原料・雑貨・セメントの輸送量は、7月(実績値)ー10月(速報値)で同70%台。
タンカーの輸送量は2008年8月から減少を始め、同約90%で推移した後、2009年4月以降は合計で1100万キロリットルを下回っている。白油の輸送量は、同90%台を維持しているものの、黒油は依然として同70%台に止まっている。
◎関連リンク→ 日本内航海運組合総連合会この記事へのコメント
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