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物流ニュース
遠州トラック 厚木市に要冷工場 1月から本格稼働
2009年12月14日
遠州トラック(澤田邦彦社長、静岡県袋井市)は来年1月から、神奈川県厚木市に生活協同組合連合会ユーコープ事業連合向けの要冷食品セット工場を本格稼働させる。これに併せて神奈川、山梨両県の25拠点間の輸送業務も行い、1日あたり大型車30台分の物流を担う。
新工場は延べ床面積2万8000平方mの鉄筋コンクリート・鉄骨造り3階建て。建設費用は約55億円。土地は遠州トラックが所有し、建物は三井住友ファイナンス&リースから賃借する。建物は11月に竣工しており、一部は11月13日から稼働している。
工場内は最新のデジタルピッキングシステムを搭載した自動商品仕分け機や大規模ベルトコンベヤーを導入し、作業の効率化を図る。また、マイナス25度の冷凍とセ氏5度の冷蔵の2温度帯で徹底した温度管理を行う。
取り扱うアイテム数は500種類。24時間稼働で、1日あたり1000人のパート従業員が勤務する。
ユーコープ事業連合は神奈川、静岡、山梨県内の6つの生協が出資する連合会で年間供給額は約1555億円、組合員数は約177万人。
遠州トラックは2004年3月から静岡県の吉田工場で常温食品のセットと配送業務を行っている。
◎関連リンク→ 遠州トラック株式会社この記事へのコメント
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