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物流ニュース
アスラテックとセブンイレブンとソフトバンク 自立走行型配送ロボットの屋内配送の実証実験
2021年5月4日
ソフトバンクグループのアスラテック(酒谷正人社長、東京都千代田区)は、セブン―イレブン・ジャパン(永松文彦社長、同)とソフトバンク(宮川潤一社長、東京都港区)と共同で4月21日から、自律走行型配送ロボット「RICE(ライス)」の実証実験を本格的に開始する。
この実証実験は1月18日から、フェーズ1として試験的に行っているもので、ソフトバンクの本社が入居する「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」34階のセブン―イレブンから同フロア内のソフトバンク社員に対して配達している。
明日からのフェーズ2では、ライスとエレベーターを連携させ、自立走行で29階から34階(40階の9~39階がソフトバンクグループとソフトバンクの本社)までの他のフロアに行って、他のフロアの社員に配達する実証実験が行われる。
実証実験で使用しているライスは1台で、29階から34階までのソフトバンク社員がセブン―イレブンネットコンビニサイトから注文(配達可能な商品約550点)、店舗従業員が商品をピックしてライスに積み込んで、注文者の所まで配達。エレベーターへの乗り降りを含めて、一連の作業を問題なくクリアした。
アスラテックは「ライスは香港製のロボットで、当社が日本での販売代理店として現在、国内では実証実験を行っている段階だ」とし、「先ずはオフィスやホテルでの利用を獲得し、屋外でも実証実験などを行っていきたい」としている。
また、セブン―イレブン・ジャパンでは「お客様にとって便利なサービスとして、様々な配送方法の可能性を検討しており、ライスを使った配送もその一つ。この実証実験で、需要などをみながら実用化に向け検討していきたい」としている。
◎関連リンク→ アスラテック株式会社
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