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物流ニュース
タケヒロレッカー トラック搭載可能な特別車両「トランスロー」導入
2021年6月2日
タケヒロレッカー(武岡謙二郎社長、愛知県一宮市)では昨年7月から4トントラックが積載可能な特別車両「トランスロー」を導入し、展開を進めている。
トランスロー車両は4トン車のほか、トラクターヘッドやバス、リムジン車などが積載可能で、牽引によるレッカー移動と比べて低コスト(利用者目線では低料金)を実現。高速道路での移動も可能で大幅な移動時間短縮へ寄与し、荷物を載せた状態でのトラブル時においても絶大な効果を発揮する。
「トランスローで現場へ駆けつけると、『え、載せるの?』『すごい』とよく驚かれます」と専属ドライバーである同社の秋田祐一氏は自身の体験を語り、そのインパクトと併せて「地域で1台」の希少性に言及。また同車両で運送事業者を訪問して実際に積載を実演することもあるそうで、「うちの営業車です」と笑って車両自体がもたらすPR効果をメリットの一つとしてあげる。
自走が不可能となったトラックを迅速、安全に移動させる業務は単なるトラブル処理にとどまらず、道路や荷物の停滞を最小限に抑えるという役割を果たす。日頃から「日本の物流を止めない」との信念を掲げる武岡社長が率いる同社にとってトランスローの導入は当然の流れだったとも言えそうで、秋田氏は一連の動きに手応えを示しつつ、今後も高品質のロードサービス追求へ前向きな姿勢を見せている。
◎関連リンク→ 株式会社タケヒロレッカー
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