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物流ニュース
ユーエイ 「ユーエイファン」改良 熱中症から社員守る
2021年6月10日
初夏から夏にかけて、事業者が抱える課題と言えば熱中症対策だ。社員を守ることはもちろん、近年では人材確保という観点からも、快適に働くことができる環境づくりが欠かせない。熱中症対策のソリューションとして、大型ファンの導入を検討してみるのも1つの手だ。
キャスターの総合メーカー・ユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)の新たな注目製品「ユーエイファン(YUEI Fans)」がこのほどリニューアルし、4月から販売を開始した。リニューアルの一番のポイントは、ロータ部分に永久磁石を埋め込んだ最新の「IPMモータ」を採用し、大風量と省エネ性能がさらに進化した点だ。パワフルでありながら、ノイズレスも同時に実現している。
旧タイプに比べ、カバーできるスペースも1台で約2000平方mと拡大し、中心から約25m離れた地点でも風速0.5m毎秒の風量を確保。工業用扇風機では死角になってしまう場所にも風が届く仕組みになっている。メンテナンス不要という点も嬉しい。
同社マーケティング部主任の若井祐亮氏は、「工業用扇風機を複数台設置していると、コードが人の移動時に邪魔になってしまう。天井部分に設置するタイプのユーエイファンならば、立体的に吹く風が空気循環を生み出し、快適な環境ができあがる。本来、2000平方mのスペースをカバーする場合には、Φ450工業用扇風機が65台必要だが、ユーエイファンなら1台でまかなえる」と説明する。
風量は、無段階調整機能によって、季節や環境に応じて自在にコントロールできる。夏季は、回転速度を上げ大容量の空気循環により、体感温度を下げる効果を生む。また冬季には、空間上層部に溜まる暖房熱を、ゆっくりとした回転で対流させて、空間全体を暖かく保つ効果を生み、一年を通して施設内の快適性を高めることが可能。
同製品の今年度の年間販売目標台数は100台。
◎関連リンク→ 株式会社ユーエイキャスター
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