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物流ニュース
「肩の荷下りた」 事業承継決まった経営者
2021年7月24日
運送業界でも後継問題で悩む経営者は多い。最近はコンサル企業によるM&A支援や銀行などによる後継者不足に対するサポートなど、様々な形で事業継承を行うケースが増えている。
M&Aをした運送会社の創業者は「自身も高齢でこれからどうするか考えていた矢先に、同業他社から事業承継を持ち掛けられ、早々に決断してお任せした。本当に肩の荷が下り、気持ちが非常に楽になった。どの経営者も同じような不安を抱えているはず」と語る。
大阪市で運送事業を展開し、80歳という高齢ながら経営の指揮を執る別の経営者は、「子供らは運送業以外の仕事に就き、事業承継は考えていなかったが、孫が継ぐことになった。いくら技術が発展しても物を運ぶ仕事は絶対になくならないと考えたようだ」と話す。
会社には経営者だけでなく、当然、社員とその家族の生活があり、簡単に事業廃止とはいかない。事業を引き継ぎ社員とその家族の生活を安定させてくれる事業承継者が求められる。
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