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物流ニュース
日通 関空に温度管理が可能な新拠点
2021年8月30日
日本通運は、関西国際空港の国際貨物上屋内に新しく物流拠点「NEX︱PHARMA Logistics Hub Kansai Airport」を開設し、7月26日から営業を開始した。
この拠点は厳格な温度管理が可能な施設で、医薬品産業貨物などの取り扱いを主軸とし、世界的な品質基準への対応が求められる国際航空貨物の物流拠点とする。
施設の特長は、医薬品定温エリアの15度~25度(定温)および2度~8度(冷蔵)の温度帯に対応すると共に、冷蔵の5度、冷凍のマイナス20度の、一般品保冷エリアも併設。温度を常時システム監視し、作業プロセスなどが適切であるかを科学的に検証するバリデーション結果の提示が可能で、設定温度条件から逸脱した場合にはシステムによる警告発報機能も付いている。また、ドックシェルターや非常用バックアップ電源も設置し、定温庫内で温調コンテナの給電が可能となっている。防塵、防虫、内壁帯電防止仕様、施設内監視カメラシステムと、全室ICタグでの入退室管理でセキュリティ強化を図っている。
◎関連リンク→ 日本通運株式会社
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