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物流ニュース
西濃運輸 試験セキュリティ便を開始
2010年5月14日
西濃運輸(那須野昌隆社長、岐阜県大垣市)は1日から、大学入試などの各種試験向けに「試験セキュリティ便」サービスを開始した。
試験の問題・答案用紙の配送回収を、NTTドコモのGPSを活用したセキュリティ対策新物流システムを構築して行うもので、同社がこれまで試験問題用紙の輸送で培ってきたノウハウを活用し、より安全を求める顧客ニーズに対応する。
輸送には4桁のダイヤルキーと別鍵のついた専用のジェラルミン製ボックスを使用し、一時保管時は同社の貴重品・重要書類管理室で預かる。ケース搭載のGPS端末から輸送中の位置情報を監視できるほか、鍵を使わずにケースを開けるとGPSから異常事態を知らせる発信が同社へ届く。
また、輸送開始から配達完了まで、専任オペレーターが中継ポイントの通過をチェックしながら管理する。
料金は貸し切りチャーター便扱いでは条件に応じて見積もりをし、混載便扱いでは、貴重品扱いの運賃にボックスとセキュリティシステムの使用料(1個あたり10日間で3000円)を加算。
初年度は3800万円の売り上げを目指す。
◎関連リンク→ 西濃運輸株式会社この記事へのコメント
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