-
物流ニュース
オプティマインドとローソン 店舗配送ルートの最適化実験
2021年9月30日
オプティマインド(松下健社長、愛知県名古屋市)は、コンビニエンスストア大手のローソン(竹増貞信社長)と共同で、店舗配送ダイヤ最適化に関する実証実験に取り組んでいる。物流費やCO2排出量削減による「持続可能な店舗配送網の構築」を目指す。
オプティマインドが提供する自動配車クラウドサービス「Loogia(ルージア)」と配送員のスマートフォン端末から、約3か月間(2020年11月から2021年1月)にわたり取得したGPSデータの解析結果を活用。群馬県前橋市の物流センターから群馬、埼玉、栃木県内の約440店舗への配送ダイヤ最適化を実施した。その結果、従来48台の車両で行っている配送を約1割削減し、44台で行える余地を確認。この結果を受け、ローソンでは2021年10月から、Loogiaを用いて作成した配送ダイヤで実際の配送を行う。
同検証を通じてコンビニ店舗配送におけるLoogia導入の効果が確認されたことを踏まえ、ローソンとオプティマインドは、日々の荷量変化に柔軟に対応する店舗配送ダイヤの検討等、持続可能な店舗配送網の構築に関してさらに先進的な取り組みを行っていくとしている。
同社は、SDGsの観点から、ラストワンマイル物流を抱える全ての企業が、サービス品質を維持しながら環境負荷低減や従業員の労働環境改善を達成し、持続可能な成長を実現することを支援。その取り組みの重要な一歩として、今後もローソンとの協業を通じて、小売業界の店舗配送におけるラストワンマイル物流のあり方の変革に取り組んでいくとしている。
◎関連リンク→ 株式会社オプティマインド
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ